洋野町で天然ホヤ漁が最盛期を迎えている。赤々とした「海のパイナップル」が次々と漁港に水揚げされ、浜は活気づいている。

 同町種市の磯崎司さん(49)は9日、伝統のヘルメット式潜水「南部もぐり」で漁に励んだ。約70キロもの装備で水深20メートル前後に潜り、船上から手元に届くホヤ網「スカリ」を満たしては交換し、4時間半ほどで約520キロ水揚げした。

 種市漁港には、ぎっしりとホヤの詰まった木箱が高く積み上げられた。これから一層甘みが増していくといい、磯崎さんは「今年のホヤの味はかなりいい。春先に餌となるプランクトンが多かったので身も肉厚になっている」と太鼓判を押す。