連日の猛暑に見舞われた30日の県内。県南部では一転して昼過ぎから雷鳴がとどろいて集中豪雨に見舞われ、家屋や道路の浸水や土砂崩れ、落雷などが相次いだ。近年多発しているゲリラ豪雨は予想が難しい上、水位の上昇が急激で、少しの判断の遅れが生命に関わりかねない。今後も局地的災害への警戒が必要だ。

 真夏日だった奥州市では午後3時17分に大雨洪水警報が発令され、突然たたきつけるような雨となった。

 同市前沢の自営業男性(69)は同日午後4時ごろ、浸水したアンダーパスに進入した車が立ち往生。天井がほぼ見えなくなるまで沈んだ。男性は「最初は水がタイヤまでだったので脱出できたが、その後みるみる上がった」と振り返った。

 市災害対策本部によると、床上浸水1件、床下浸水3件の連絡があり、水沢、江刺、前沢の各地域で22人が各地区センターなどに自主避難。冠水などで市道8路線が通行止めとなった。