【仙台支社】2011年3月の東日本大震災直後に、盛岡市の旧中三盛岡店で男性=当時(44)=が死亡したガス爆発事故で、中三(青森市)が盛岡市の盛岡ガスに45億円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、仙台高裁(小林久起裁判長)は7日、請求を退けた一審盛岡地裁判決を支持し、控訴を棄却した。

 震災翌日にガス警報器が鳴った際、盛岡ガス点検員による点検について小林裁判長は「警報器を設置し直して発報しないことを確認しており、検知可能なガスが残っていたとは認められない」などと指摘。対応は適切だったと判断した。

 ガス漏れも地震の強い揺れによるもので、ガスを供給する管の設置や保存の瑕疵(かし)は認めなかった。