県央部の県立高校で昨年10月、運動部の部活動中に顧問の40代男性教諭から暴力や暴言を受けたとして、男子生徒(16)が県に慰謝料など220万円の損害賠償を求める訴訟を盛岡地裁に起こしていたことが25日、分かった。第1回口頭弁論は7月19日に行われる。

 提訴は5月31日付。訴状によると、昨年10月27日、当時1年生だった原告ら男子生徒3人が部室で男性教諭に殴られた。原告の生徒は頰を数回殴られ、1回は左耳に当たり鼓膜が破れて約1カ月間通院。精神的苦痛から円形脱毛症になったとしている。男性教諭は3人に対し「おまえらもう1回やったらぶち殺すぞ」と発言したと指摘している。

 県教委は昨年12月、体罰をしたとして男性教諭を停職2カ月の懲戒処分とした。指示した練習メニューなどを守らなかったとして生徒の頰を平手打ちしたと説明した。教諭は現在、別の高校に勤務。生徒は通学し、部活動にも所属する。