24日に盛岡市の県営運動公園などで決勝が行われたスポーツクライミングの第1回コンバインドジャパンカップ(日本山岳・スポーツクライミング協会主催)は、盛況のうちに閉幕した。2日間で延べ2148人(主催者発表)の観客が訪れ、3種目でしのぎを削るトップクライマーに熱い声援を送った。競技施設は選手に好評で、大会運営には岩手国体で培ったノウハウを反映。関係者は成功に胸をなで下ろしつつ、継続した大会の誘致や競技の裾野拡大を見据えた。

 「ようこそ!クライミングの聖地盛岡へ」と書かれたのぼりが並んだ会場で、観客は選手の一挙一動を見守った。地元期待の伊藤ふたば選手(TEAM au、盛岡中央高1年)は優勝争いを繰り広げた。

 東京五輪を想定した3種目複合の全国大会誘致は、荒天対応型のスピード施設の整備がきっかけ。大会の初代女王となった野口啓代(あきよ)選手(TEAM au)は「3種目を1カ所で練習できる場所が少ないのでうらやましい。観客の皆さんも大会を盛り上げてくれた」と高く評価した。