釜石市の酒造会社浜千鳥(新里進社長)の「浜千鳥大吟醸」が、米ハワイ州で開かれた全米日本酒歓評会(国際酒会主催)の大吟醸A部門(精米歩合40%以下)で準グランプリに輝いた。同社初で本県唯一。多くの外国人の来訪が見込まれる来年のラグビーワールドカップ(W杯)も見据え、地酒PRに一層力を注ぐ。

 大吟醸は酒造好適米の山田錦、県オリジナル清酒酵母「ジョバンニの調べ」を使用し、香り高く、すっきりとした飲み口が特長。杜氏の奥村康太郎醸造部長(37)は「癖のない素直な酒に仕上がった。地元の材料にこだわった酒造りが認められ、うれしい」と喜ぶ。

 歓評会は5~7日に開かれ、県内4社を含む日米の蔵元194社が▽大吟醸A▽大吟醸B(精米歩合50%以下)▽吟醸▽純米-の4部門に計478点を出品した。審査員11人が金賞134点、銀賞126点を選考。金賞の中から各部門のグランプリ、準グランプリを選んだ。大吟醸A部門のグランプリは山縣本店(山口県)の「超特撰大吟醸 毛利公」だった。