ブランド豚肉「やまと豚」を生産する岩手町川口のみなみよ~とん(佐藤守社長)は19日から、町内の小中高8校の給食に豚肉の提供を始めた。毎月19日の「食育の日」前後の給食のメニューにやまと豚を活用する予定で、「肉の日」の29日に提供する月もある。関係者は食育や地産地消の推進とともに地元農業への理解が深まることを期待する。

 19日の給食は豚汁にやまと豚を活用。同町の川口小(大村格校長、児童133人)では児童が笑顔で箸を進めた。

 町内には小学校4校と中学校3校があり、町は今月から沼宮内高でも希望者に給食のおかずを提供。教職員を含め1日当たり約1050食を町学校給食センターで調理する。対象となる日の給食の豚肉代を同社が負担。年間の費用は60万~70万円程度の見込み。

 同社は前身の南山形養豚組合として1991年に設立し、2016年に株式会社化し現在の社名に変更。やまと豚はフリーデン(神奈川県平塚市)のブランド豚肉で、みなみよ~とんは同社と業務提携し、生産している豚を同社に全量販売している。