大槌町は18日、地域で賛否が分かれる旧役場庁舎の解体工事に着手した。震災から7年3カ月、「あの時」をとどめ、震災の脅威を伝えてきたシンボルは間もなく姿を消す。

 作業服姿の10人ほどが午前8時ごろ1階内部に入った。午後5時ごろまで、手作業で鉄筋や配線を仕分けし、パソコン周辺機器や堆積した土砂などを小型重機を使って外に出した。

 地域住民や内陸からの見学者らが現場を訪れ、曇り空の下、旧庁舎前の献花台で静かに手を合わせた。