IGRいわて銀河鉄道(菊池正佳社長)は16日、岩手町川口地区の岩手川口駅の駅舎に、同地区で幼少期を過ごした元宝塚女優・園井恵子(本名・袴田トミ)の宝塚歌劇団時代の活躍を紹介する展示スペースを開設した。同駅は1929(昭和4)年6月、園井が宝塚への夢を抱き旅立った場所で、関係者は「駅を訪れる人に園井恵子を知ってほしい」と期待する。

 同駅で記念式典を行い、関係者や地域住民ら約100人が参加。宝塚OGの流(ながれ)けい子さんと森奈(もりな)みはるさんが歌を披露した。園井が同駅から列車に乗り旅立つ様子を森奈さんが再現する企画も行われた。

 展示スペースはドームハウス型の駅舎の2階を活用。園井が宝塚時代に出演した代表作の写真を壁面に展示し、等身大のパネルも設置。約80枚の写真を表示するスライドショーも設け、園井の横顔を伝えている。