地域活性化に取り組む盛岡市の市民団体、盛岡生活文化研究室(大森不二夫代表)は岩手大と連携し、多文化社会の共生に向けた活動を始めた。街歩き、ワークショップ、施設見学などを通じて、同大外国人留学生らの視点で課題を発掘。外国人向けのマップ作りやインターネットを通じた情報発信なども念頭に在住外国人や外国人観光客に優しい街づくりの機運を高める。

 研究室は、同大教育推進機構の松岡洋子教授や学生有志の協力を得て、外国人留学生や市民有志らと多文化コミュニティーチーム「りんがふらんか」を組織。

 10日は中国や韓国出身などの同大外国人留学生6人を交え、同市中心部を巡った。盛岡駅内のショッピングフロアを見学後、二手に分かれてバスに乗車。それぞれ岩手公園や三ツ石神社周辺を散策した。

 参加者からは「バスの乗り方やルートが分かりにくい」などの声や、英語以外の言語や絵を活用した案内を求めるアイデアが出た。