本年度から旧本寺中と統合した一関市厳美町の厳美中(鈴木利典校長、生徒97人)は12日、同校で2008年の岩手・宮城内陸地震を振り返る学習会を開いた。旧本寺小・中出身の生徒4人が自らの被災体験を披露。当時3~5歳だった生徒の記憶を全校で共有し、防災意識を高めた。

 全校生徒を前に、鈴木校長が写真や映像で地震の概要を説明。体験談は佐藤陸翔(りくと)さん(3年)、槻山那緒さん(同)、佐藤碧(あおい)さん(2年)、小岩紀香さん(1年)の4人が発表した。

 佐藤碧さんは「4歳で記憶は薄いが、もう少しで土砂崩れに巻き込まれるところで怖かった。自分の身を守るために、避難場所を家族で決めるなど、教訓を生かしたい」と誓った。