18~19日未明に降り続いた大雨の影響で、一関署などは19日、増水した川の様子を見に行き18日に行方不明となった一関市三関、神崎秋夫さん(85)を捜索したが発見できなかった。二戸市では同日夜、土砂崩れが発生し、作業小屋の一部が損壊。けが人はなかった。

 同署と一関市消防本部は19日午前7時ごろから、神崎さんが行方不明になったとみられる同市狐禅寺の磐井川と北上川の合流地点付近を約20人態勢で捜索。

 県警航空隊のヘリコプターも参加したが見つからず、午後の降雨予報や増水の状況を考慮し午前11時に捜索を終了した。20日は午前8時に同署が捜索を再開。同本部も午前と午後の2回行う。同署は22日まで午前中の捜索を継続する。

 二戸市浄法寺町端保口(はほぐち)地内では18日午後6時50分ごろ、高さ約30メートル、幅約10メートルにわたって土砂崩れが発生し、姉帯幸雄さん(76)の作業小屋に土砂が流入。壁や窓などが壊れた。隣接する自宅にいた妻ツエさん(74)は「『どどっ』という音がして最初は雷かと思った。大きな木も多く、自分たちだけでは片付けられない」と肩を落とした。

 二戸、盛岡、八幡平の3市が出していた避難勧告や避難準備・高齢者等避難開始は19日午前6時までに全て解除。県によると自主避難も含め、3市で少なくとも7世帯17人が避難した。