花巻市幸田の社会福祉法人悠和(ゆうわ)会(宮沢健理事長)は本年度、障害者がワインとシードルの醸造に関わるワイナリーの運営に乗り出す。醸造所を同法人の障害者就労支援施設近くに建設。利用者約40人が障害の程度に応じた作業に携わり、工賃増も目指す。同市が内閣府から認定された特区制度を初めて活用。関係者は農業振興や、経済活性化の面からも期待する。

 ワイナリーは、悠和会が運営する障害者就労支援施設「ワークステージ銀河の里」が実施主体。木造2階建て、延べ床面積約258平方メートルの建物を施設北側に建設する。8月に着工し、12月の完成を見込む。

 同施設で現在、水稲や野菜の栽培、加工を行っている施設利用者約40人が携わる見込み。障害の程度に応じて、醸造やラベル貼り、原料となるブドウやリンゴ生産に携わる。工賃は現在の月約2万円から、2022年には5万円としたい考えだ。