大槌町が昨年4月から工事を進めていた三枚堂大ケ口(おがぐち)トンネル(仮称)の貫通式は16日、同町大ケ口側の同トンネル坑内で行われた。同町三枚堂地区の小鎚線と大ケ口地区の大ケ口線の両町道を結び、地区間の移動時間が15分以上短縮される。災害発生時でも東日本大震災の浸水区域を通らず、迅速な移動が可能になる。

 式典には施工業者や町関係者約130人が出席。平野公三町長は「両地区のインフラ整備の充実につながり、復興完遂へ弾みになる」とあいさつ。貫通の儀で大槌、大ケ口両保育園の園児6人と平野町長らが一緒にボタンを押して坑内に張られた暗幕を下ろした。

 大ケ口保育園児16人が元気にダンスを披露。大槌保育園児26人はくす玉を割り、「安全で便利になると思います。大人になったら自分で運転したいです」と声を合わせた。