岩泉町岩泉の泉金(せんきん)酒造(八重樫義一郎社長)は16日、同社の日本酒を同町の龍泉洞で熟成させる今年の「洞窟貯蔵・秋あがりプロジェクト」を始めた。龍泉洞の水で仕込んだ日本酒を、そこで熟成させる岩泉の酒蔵ならではの試みで4年目。関係者は、熟成度が増した日本酒の出荷を期待して作業に当たった。

 従業員ら10人が龍泉洞トンネル出口で安全を祈願。今年製造し、瓶詰めした龍泉八重桜・純米吟醸酒(1・8リットル入り700本、720ミリリットル入り1570本)を、洞内の230メートル奥にある貯蔵所に次々と搬入した。

 熟成期間は4カ月ほどで、9月中旬に貯蔵所から取り出し同町や盛岡市、宮古市の小売店、龍泉洞の売店、道の駅いわいずみなどで販売する。価格は1・8リットル入りが3千円、720ミリリットル入りが1500円(税抜き)。