住田町は、東日本大震災の被災者支援のため町内に建設した木造仮設住宅の利用期限を、原則として2020年3月末とすることを決めた。国の住宅再建支援事業の期限が迫ることや、災害公営住宅の建設が進んだことなどが理由。同町では現在、下有住地区の中上団地と世田米地区の本町団地に計22世帯53人が暮らしており、町は6月から個別世帯向けの相談業務などに力を入れていく方針だ。

 町は震災後の11年、同じ気仙地域の陸前高田市や大船渡市への後方支援を目的に、同町世田米の火石団地(既に閉鎖)も含む3カ所に計93戸の木造仮設住宅を整備した。

 利用期限を定めたのは、被災者が住宅再建する際に費用の一部を支援する国の補助事業の期限が20年度末までとされ、その後は未定となっている現状がある。