神奈川県の中学校が修学旅行で続々と本県入りしている。本県が2015年から関東地方を対象に修学旅行誘致に取り組んできた成果で、15日は2校が新幹線を使って一関市のJR一ノ関駅に到着し、県やJR東日本の職員ら約30人が出迎えた。生徒たちは東日本大震災の被災地訪問や平泉町の中尊寺をはじめとする世界遺産見学など岩手の魅力を楽しんでいる。

 この日は横須賀市の浦賀(うらが)中と、三浦市の三崎(みさき)中の3年生計477人が同駅に降り立った。JR職員が「ようこそ一関へおいでくださいました」などと書かれた横断幕を掲げて温かく迎えた。初めて本県を訪れた浦賀中の田中汐音(しおね)さんは「被災地がどれくらい復興しているのか確かめたい」と意欲を高めた。

 同校は17日までの2泊3日の日程で陸前高田市で震災遺構の見学や民泊体験、平泉町の中尊寺や毛越寺を訪問する。三崎中も17日まで滞在し雫石町の小岩井農場などを見学する。22日には横須賀市の岩戸中の3年生76人が来県する予定だ。