6月22日に宮古市とフェリー航路でつながる北海道室蘭市の室蘭西中(高見恭介校長、生徒291人)の3年生100人は15日、修学旅行で初めて宮古市を訪れた。田老地区では、1年生の時から防災学習に取り組んできた生徒らが被災地の現状を学び、命を守る行動について理解を深めた。

 学ぶ防災ガイドが案内役を務め、震災遺構のたろう観光ホテルや防潮堤を視察。ガイドは「防災意識を持って大切な命を守ってほしい」と強調した。生徒は津波ビデオを視聴し、防潮堤を過信せずに逃げる意識を持つ大切さを学んだ。

 佐藤健臣(けんしん)さんは「実際の映像を見て住民の思いを考えさせられた。地震が起こったら油断せず最大限の避難を心掛けたい」と話し、清水芙実(ふみ)さんは「津波の速さや高さに驚いた。避難警報などが出たら素早く行動を起こしたい」と誓っていた。