八幡平市などがアフリカ・ルワンダで栽培を進めてきた市独自品種のリンドウ「安代の輝き」の初出荷式が14日、現地で行われた。日本では年1回の出荷だが、温暖で安定した気候のルワンダでは年2回の出荷が可能。月内にオランダ市場に約2万本を輸出する。同市が展開するブランド「安代りんどう」は南半球の2カ国でも生産しており、年間を通して世界で流通するという戦略の実現に一歩前進した。

 出荷式は首都キガリの日本大使館で行った。田村正彦市長や宮下孝之特命全権大使らが出席。ルワンダのジェラルディン・マケシマナ農業動物資源相らと出荷を祝った。田村市長や同市花き研究開発センターの日影孝志所長らは同日、試験農場も訪れ、開花状況などを視察した。

 市とみずほ情報総研(東京都千代田区)、岩手大が2015年11月から共同で栽培実験を開始。16年に現地に設立した生産法人ブルーム・ヒルズ・ルワンダ(原田俊吾社長)を中心に切り花の栽培を進めてきた。