JR盛岡支社(大内敦支社長)は、滝沢市篠木の田沢湖線大釜(おおかま)駅に秋田新幹線の車体に付着した雪を溶かす装置を新設する。同支社によると、新幹線対象の同装置の導入は全国初。2019年度の冬から稼働する。盛岡駅で作業員21人が最大7分間で行っている雪落としを機械化し、3分間に短縮。新幹線の安全運行と沿線の安全確保を目指す。

 装置は沿線に豪雪地域がある盛岡-秋田駅間を運行する秋田新幹線の「こまち」(7両編成)上り線を対象に使う。新幹線の台車付近に付着した雪をカメラやセンサーで確認後、約60度の温水を噴射して溶かす仕組み。使用後の水は再利用する。

 温水は最大3分間で約50トン必要で、噴射用のユニット56組、ポンプ14台を設ける。大釜駅は秋田新幹線の停車駅ではないが、在来線との入れ違い時や積雪が多い日などに止まって融雪する。