県警(島村英本部長)は11日、標識で示した規制速度と、県公安委員会の規制が食い違った状態だった八幡平市五日市―古屋敷間の県道で摘発した速度違反2件の処分取り消しを発表した。速度規制50キロの標識がある区間が、実際は規制のない最高速度60キロだった。

 県警によると、4月15日、交通機動隊員が標識がある区間を時速72キロで走行した久慈市の40代男性を摘発。手続きを進めたところ、摘発した区間は法定速度の同60キロ制限と判明し、同日中に交通反則告知書を回収した。3月16日に摘発した二戸市の40代男性の処分も取り消した。県内で同様の事案は記録にない。

 標識がないのに、公安委が50キロの速度規制と決定していた区間もあった。誤った状況は2011年から約7年間続いていた。道路を管轄する岩手署の担当警察官が、交通規制システムに区間を「50キロ規制」と入力すべきだったが「50キロ規制解除」と勘違いして入力したことが原因。