県は11日、八幡平市と秋田県鹿角市を結ぶ八幡平アスピーテライン(全長27キロ)で巨大な岩が車線をふさいだため、本県側の約10・6キロを全面通行止めとすると発表した。復旧には数日かかる見込み。落石は夜間通行止めの時間帯に発生したとみられ、通行車両の被害はなかった。

 県岩手土木センターによると、落石は10日午前5時ごろ、緑ケ丘ゲートから県境の見返り峠方面へ約4キロの源太岩(げんたいわ)付近で、パトロール中の作業員が発見。約3メートル四方の岩が1車線をふさいだ。高さ約5メートルの斜面から、落石防護網を破って落下。9日夕方のパトロールでは異常はなかった。

 復旧作業は11日から本格的に始まった。岩を砕いて撤去するほか、破損した網や路面の修繕も必要。落石の原因は調査中。同センターの菊池謙二工務課長は「観光シーズンでもあり早期復旧できるよう安全に作業を進めたい」としている。