紫波町内などの4社でつくる紫波町新技術研究会(佐々木毅会長)は、同町の東根山周辺で今秋初開催される、山岳競技トレイルランニング大会の競技記録を計測・管理するシステムの試作機を製作した。同システムはリースが主流だが、大会主催者がコスト削減を目指し、自前でのシステム製作を依頼。苦労を重ね、約3カ月間で試作品完成にこぎ着けた。初の大会を成功に導くため、完成に向けた地元企業の努力が続く。

 大会を主催するあづまねイイ山イイ湯だなプロジェクト実行委員会(中田久敏会長)が町を通じて、約190万円で製作を委託した。試作機は12日に町役場で開いた実行委の会議でお披露目。同研究会のメンバーが使い方を紹介した。

 システムは、選手にICタグ付きのリストバンドを配布。選手がスタートとゴール時に読み取り機にかざし、運営本部が各個人の記録を把握する。記録や個人情報は、高性能パソコンで管理。部門ごとに順位や記録を画面に表示できるようプログラムを自作し、賞状や完走証もその場で印刷できるようにした。