八幡平市と秋田県を結ぶ八幡平アスピーテライン(全長27キロ)は15日、岩手、秋田両県で冬季通行止めが解除された。開通日のゲート開門は3年ぶり。多くの観光客が最大高さ約7メートルで日本一長いとされる「雪の回廊」を楽しんだ。

 本県側10・6キロの開通式は同市柏台の松尾八幡平ビジターセンター前で行われ、田村正彦市長や盛岡広域振興局の宮野孝志局長らがテープカット。県境の見返り峠を目指し数十台の車列ができた。

 見返り峠付近は雨や強風で視界不良。それでも昨年の開通日も訪れた一関市花泉町涌津の三浦寿さん(73)は「昨年は通行止めだったが今年は上まで来られてうれしい。除雪された壁がきれいだった」と喜び、孫の康佑(こうすけ)君(涌津小3年)は「思ったよりも雪が多くて驚いた」と笑顔だった。