12日午後1時ごろ、宮古市田老字小堀内の山林から煙が上がっていると宮古消防本部に通報があった。宮古消防署などによると同4時すぎまでに民有林と国有林約6・5ヘクタールを焼き、地区の集会施設に一時15人が自主避難して不安な夜を過ごした。同日の消火活動は同6時で打ち切り、13日午前6時に再開する。

 現場はグリーンピア三陸みやこから国道45号を挟んで西に約1キロの原地山(はらちやま)。付近に宮古市の介護施設あお空(大久保博社長)が設置する発電所(約4万3千平方メートル)があり、ソーラーパネルのコードも焼けた。

 県などによると、けが人や住家への延焼はない。

 県は午後2時25分に災害特別警戒本部を設置し自衛隊に災害派遣を要請。自衛隊ヘリと岩手、秋田、宮城各県の防災ヘリの計6機のほか、同消防署員約30人、市消防団員約140人、宮古署員約20人が出動した。