北上市和賀町藤根のJR北上線藤根駅は、17日のダイヤ改正に合わせて窓口営業をやめ、駅員がいない無人駅となった。JR盛岡支社によると、利用客減少に伴う効率的な運営のためで、県内のJR駅の無人化は13年ぶり。同駅は江釣子小の児童が登校に使っており、同社は当面近隣住民をスタッフとして雇い、児童の見守りなどを行う。

 同駅では16日、駅員の小原和則さん(63)と佐々木健児さん(63)が窓口での切符販売に加え、駅舎内の片付けの作業などに追われた。

 下江釣子地区に住む江釣子小の児童約20人は、安全のため午前7時12分発の上り列車が到着してからホームに向かった。登校は隣の江釣子駅までで、下校は路線バスを使う。

 同駅の1日当たりの平均乗車人員は2016年度166人で、11年度の200人から減少。定期券や新幹線乗車券なども扱ってきた窓口営業は16日で終了し、今後は乗車時に整理券を取り、車内の運賃箱で支払うか降車駅の駅員に申し出る。

 県内のJR駅の無人化は05年の山田線鵜住居駅以来で、北上線では1996年の和賀仙人駅以来22年ぶり。北上線の有人駅は北上、ほっとゆだ、横手の3駅となる。今回のダイヤ改正で北上線は午前5時31分北上発横手行きの下り快速列車も廃止となる。