女子1次リーグで世界ランキング下位が入るB組の最終戦が行われ、5~8位決定予備戦に回る日本は韓国と北朝鮮の合同チーム「コリア」を4-1で下し、五輪13戦目で初勝利を挙げた。1998年長野、前回ソチの両大会はともに5戦全敗だった。1次リーグを1勝2敗で終え、コリアは3連敗。

 日本は第1ピリオド序盤に久保(西武)が先制点を挙げ、小野(御影グレッズ)が追加点。第2ピリオドに1点を返されたが、第3ピリオドに小池(道路建設ペリグリン)と浮田(ダイシン)の得点で突き放した。

 2大会連続で代表入りしたGK小西あかね(西武)=久慈設計(本社盛岡市)東京支社勤務=はフル出場し、コリアを1点に抑えた。

 既に準々決勝進出を決めているチーム同士が対戦したB組のもう1試合はスイスがスウェーデンに2-1で勝ち、3連勝で1位通過となった。(共同)

 小西、集中力切らさず

 今大会3戦目で出番が回ってきたGK小西あかね(西武)=久慈設計(本社盛岡市)東京支社勤務=が日本のゴールを守り、五輪初勝利を笑顔で喜んだ。

 第2ピリオド、コリアの弱いシュートに「早く動いてしまった」と対応を誤って失点。それでもその後は集中力を切らすことなく、最後まで相手の攻めを封じた。

 相手シュートは13本にとどまり、試合終了後「たまに来るシュートに常に集中しないといけないのが難しかったが、みんなが体を張って守ってくれた」とDF陣に感謝した。

 前回は果たせなかったフル出場に「五輪では初めてだったので、とってもうれしい」と素直に喜んだ。日本の女子アイスホッケー史に刻まれる1勝に「みんなの期待や重圧を今まで感じることがなかったので、気持ちで成長できた試合になった」と目に涙を浮かべた。