東日本大震災で壊滅した陸前高田市「高田松原」の砂浜が、再生しつつある。工事現場見学会が8日開かれ、往時のように穏やかに波が寄せる浜辺が姿を見せた。かつては、どこまでも続く白砂青松の地として知られた。参加者は砂浜と松林の復活を改めて願った。

 見学会には市内外の学生7人が参加した。広田湾を眺め、植栽された松をめでながら波打ち際を歩き、砂の感触を確かめた。

 施工する鹿島・明和土木特定共同企業体によると、再生する砂浜は全長1750メートル、幅30~60メートル。10月には海水浴場になる700メートル区間が復旧した。来年3月には、さらに300メートルが完成する。津波により、高田松原は松林がなぎ倒され、砂浜はがけ状に削り取られた。