金ケ崎町は、同町三ケ尻のJR六原駅周辺の再開発を検討している。同町と同様に産業集積が進む北上市に近接し、地元からは駅の利便性向上と地域の活性化を期待する声が上がる。ただ、大型事業には財政負担が伴うだけに、町は住民らの意見を取り入れながら、実情に合ったまちづくりを模索している。

 同駅は平屋の駅舎がある有人駅。駐車場は私有地が使われてきたが、町は7月、20台分の駐車場850平方メートルを整備した。

 JR盛岡支社によると、同駅の昨年度の乗車人数(1日平均)は233人。利用状況は近隣の金ケ崎駅の約41%、北上駅の約6%にとどまる。車の乗降スペースは狭く、大型バスが入れないなどの課題が指摘されている。

 高橋由一町長は、紫波町や矢巾町の再開発が30年以上かけて行われたことを踏まえ「開発プランをしっかり定めて進めたい。住みやすい地域にするためにも、住民らとともに進め方を検討したい」としている。