南三陸国道事務所は5日、三陸沿岸道路の山田南インターチェンジ(IC)-大槌IC間(8・0キロ)の開通日を来年1月12日と発表した。宮古市から大槌町まで全区間35キロが連結される。本年度内には宮古市と陸前高田市が1区間を除いてつながる予定。交通の時間短縮と円滑化が図られ、物流や観光、医療などの環境が大幅に向上する。

 同事務所によると、山田南-大槌IC間は一般道利用に比べて6分間の短縮が見込まれる。山田町から県立釜石病院への救急搬送に要する時間は現状の57分から51分となり、住民の安心感が高まる。

 一本につながる宮古中央-大槌IC間は29分で移動できるようになり、宮古方面と取引がある大槌町桜木町の水産加工業・六串(むくし)商店の六串正悦社長は「一日に何度も往復することがあり、とても便利になる。物流や人の流れも良くなり、商売に良い影響が期待できる」と歓迎する。