4日の県内は北海道付近の低気圧に向かって南から暖気が入り、沿岸を中心に記録的な暖かさとなった。最高気温が36観測地点中12地点で12月の観測史上最高を更新し、山田の24・6度(平年比14・4度高)は県全体の12月の記録を89年ぶりに塗り替えた。盛岡地方気象台によると、週末は一転して真冬並みの寒さとなる見込みで、体調管理に注意を呼び掛ける。

 釜石では最高気温23・0度(同13・1度高)を観測し、釜石市の甲子(かっし)小(菅原正樹校長、児童260人)の校庭では子どもたちが半袖姿でサッカーを楽しんだ。

 山田は1929(昭和4)年に宮古で観測した12月の県内最高気温23・2度を1・4度上回り、夏日に迫った。

 盛岡地方気象台によると、本県付近の上空は気温が平年より12度以上も高い8・0度(4日午前9時現在)。沿岸では暖かく乾いた山越えの風が吹き下りる「フェーン現象」も重なり、気温が上昇した。