盛岡市は2019年度、同市本宮の市立病院(加藤章信院長)の救急医療態勢を強化する方針を固めた。医師を含む専門チームを新たに編成し、入院・手術などを要する2次救急までの受け入れ規模を現状の5倍近い年間最大4千人まで拡充する。岩手医大付属病院(同市内丸)の矢巾町移転に伴う近隣の基幹病院の負担増を回避し、市民の安心感も高める。

 新たな救急医療チームとして、外科医1人と看護師2人程度、検査技師ら複数人の増員を計画。年度内に医師確保に乗り出し、来年9月の岩手医大付属病院の移転開院までに態勢を整える。軽症患者(1次救急)から2次救急まで対応し、入院も受け入れる。

 市は関連経費を約9千万円と見込み、19年度当初予算案に計上する方針だ。