帰省ラッシュが続く県内は30日、列車の故障や大雪の影響で交通網が乱れた。新幹線は大規模な運休、遅れが生じ、高速道はスリップとみられる事故のため一時通行止めとなった。

 JR東日本新幹線運行本部によると、同日午前9時55分ごろ、東京駅を出発予定の東北・山形新幹線下りやまびこ・つばさ177号の非常ブレーキがかかったまま解除できなくなった。

 故障車両は約1時間半後に移動したが東北、秋田、山形、上越、北陸の5線で盛岡着1本を含む上下計6本が運休、計370本が最大105分遅れた。全国で約22万9千人に影響した。

 在来線のダイヤも乱れた。JR釜石、東北両線は、東北新幹線の乗客の乗り換えを待つため、発車が遅れた。東北線は上り快速列車の窓ガラスが一部破損し、花輪線は大雪のため運休や区間運休。北上線は藤根駅構内のポイントが切り替わらなくなった。計5線で5本が運休、4本が区間運休、6本が30分以上遅れ約1060人に影響した。

 秋田道では同日午後2時40分ごろ、北上市の和賀仙人トンネル内で乗用車が横転。県警高速隊によると、路面は凍結しており、スリップした可能性があるとみて原因調査中。秋田県横手市でも乗用車が中央分離帯にぶつかった事故のため、北上西インターチェンジ(IC)-横田IC間が一時通行止めとなった。