世界に飛躍した先輩に続け-。八幡平市の田山小児童を中心に構成する田山スポーツ少年団は29日、同市矢神の市田山スキー場で恒例のジャンプ台整備に取り組んだ。ジャンプ男子の小林潤志郎(雪印メグミルク)、陵侑(土屋ホーム)兄弟らも育ったスモールヒル(ヒルサイズ=HS22メートル)ジャンプ台を人力で整備。子どもたちはシーズンの到来を喜び、今季の活躍を誓った。

 同少年団の3年生以上と保護者、同校教員ら約50人が参加。午前9時すぎ、着地部の「ランディングバーン」の整備からスタート。雪の降るあいにくの天候だったが、子どもたちは横一列になり上部から足で踏み固める通称「つぼ足」と呼ばれる作業に臨んだ。

 「イチ、ニ、イチ、ニ」の掛け声で、50センチほどまで積もったパウダースノーを踏んでいく。さらに上部の助走路にも息を切らして駆け上がり、同様の作業を繰り返した。

 大人もスコップを使い周辺を除雪。助走路を固めた後は、金属製の用具で表面を平らに削る通称「かんながけ」をして仕上げ、2時間ほどで終了した。今後、助走路にスキー板が滑る溝を入れて完成させる。