来年3月23日に三陸鉄道に移管され「リアス線」として開通するJR山田線宮古-釜石間の陸中山田駅(山田町)の駅舎が完成した。オランダ風車をイメージした外観で、観光案内や東日本大震災からの復興までの道のりを紹介するコーナーを備える。周辺には再建した飲食店が並び、新たなまちの拠点として期待される。

 敷地面積約291平方メートル。木造平屋(床面積約137平方メートル)の駅舎は切符販売所兼観光案内所があり、2人程度の従業員を配置する。待合室、トイレのほか、復興への歩みや観光を宣伝するコーナーも設ける。図書館機能を備えた山田町交流センターはぴねと通路でつながる。

 震災で流失し、町が再建を進めた。工期は6月18日~12月25日。事業費は7826万円で、復興交付金とJRからの寄付金を活用した。