盛岡市上飯岡の障害者支援施設緑生園(小山進施設長、利用者53人)職員の藤村勝則さん(31)は、関東ラグビー協会の公認B級レフェリーに認定された。軽度の知的障害を抱える藤村さんは、15歳から同施設で競技に打ち込んできた。県協会によると、障害がある人のレフェリー認定は県内初。藤村さんは「一生懸命やってきて良かった。全力で試合を支え、信頼されるレフェリーになりたい」と意気込む。

 藤村さんは8月、長野県で実技や競技規則の理解度を図る認定試験を受験。健常者と同じ試験内容や認定基準で実施され、10月末に合格の知らせが届いた。藤村さんは「(健常者と)同じ土俵に立てたことがうれしい」と声を弾ませる。

 2016年に県協会公認C級レフェリーとなった藤村さんは、既に県内の大規模な大会での経験があった。試合中の選手とのコミュニケーションや声掛けは苦手だったが、場数を踏んでスキルアップに励んだ。実技試験は「自信を持って臨めた」と胸を張る。