今年の漢字は「開」-。達増知事は28日の定例記者会見で、復興道路の区間開通や宮古-室蘭フェリー、花巻と台湾を結ぶ国際定期便の開設など「岩手の可能性が開かれた年だった」とし、この字を選んだ。

 米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手(花巻東高)、芥川賞を受賞した若竹千佐子さん(遠野市出身)ら「文化・スポーツで岩手ゆかりの人が大活躍する中で1年が始まった」と振り返り、2019年ラグビーワールドカップ(W杯)釜石開催のスタジアム完成セレモニーでは「復興の進展、未来への決意を全国、海外に発信できた」と自賛した。

 来年の干支(えと)は「亥(い)」だが「イノシシが一直線に走る姿は国際リニアコライダー(ILC)の電子が真っすぐ進む姿に似ている」として、ILC誘致や「幸福」を柱に据える次期総合計画(19~28年度)、震災からの復興を「一直線に進める」と展望した。