一関市大町の衣料品・化粧品販売福原(資本金3600万円、福原賢蔵社長)は27日までに、盛岡地裁一関支部に破産申請した。17日付。東京商工リサーチ盛岡支店によると、負債総額は約3億8800万円。従業員22人は10月30日付で解雇した。

 同支店によると、福原は1912年創業し、52年法人化。創業時は雑貨商、その後は婦人服主体の洋品雑貨店としてピーク時の昭和50年代後半には年間売上高10億円以上を計上した。

 86年には新店舗を建設し喫茶店や有料駐車場など経営多角化を進め、商店街メンバーの中心として誘客活動を行ったが、郊外型ショッピングモールの進出などで来店客減少に歯止めがかからなかった。近年の売上高は3億円近くまで後退。資金繰り悪化に伴い事業整理を決断し、事業停止していた。