国指定史跡・柳之御所遺跡から出土した印章、鏡、陶器などを展示する平泉町平泉の柳之御所資料館は28日に閉館する。県が2021年度開館を目指して整備する新ガイダンス施設(仮称)の新設に伴うもので、19年の歴史に幕を下ろす。閉館後の収蔵品は盛岡市上田の県立博物館に移され一部公開を予定するほか、町内でも一部保管する。

 隣接する柳之御所史跡公園は引き続き利用できる。

 同資料館は1999年11月、旧建設省岩手工事事務所、県教委、同町が同遺跡の出土品の展示や一関遊水地事業などの河川事業を情報発信するために開設。同遺跡から99年に出土した「磐前村印(いわさきむらいん)」や「白磁四耳壺(はくじしじこ)」など約500点を展示している。今年11月末時点で延べ37万人が訪れている。