27日の県内は今冬一番の強い寒気の影響で山沿いを中心に雪が降り、強風となった。山間部はまとまった積雪となり、各地で交通事故や、強風によるダイヤの乱れも発生した。盛岡地方気象台によると、強い冬型の気圧配置は30日ごろまで続き、内陸の山沿いでは大雪の恐れも。帰省ラッシュで交通量が増える年末は荒れた天候が予想され、車の運転に注意が必要だ。

 27日午後5時までの24時間降雪量は、西和賀・湯田33センチ、一関・祭畤(まつるべ)29センチ、雫石7センチなど。36観測地点中12地点で真冬日となり、ほとんどの地点で未明に最高気温を観測した。

 西和賀町沢内では26日夜から雪が降り続き、ふぶく時間帯も。住民は27日早朝から雪かきに励み、除雪車も出動した。同町沢内川舟の高橋敬二(けいに)さん(88)は「例年より雪が少ないと思っていたが、一気に降った。雪かきの毎日が始まったね」と手を動かし続けた。

 27日午後7時半ごろ、住田町世田米字向川口の国道107号で県交通の路線バス(盛岡バスセンター発大船渡病院行き)と50代女性の軽乗用車が衝突。大船渡署によると、女性とバスの50代男性運転手、乗客の20代男性が負傷した。バスの乗客は17人。路面は圧雪状態だった。