一関市選挙管理委員会(小野寺庄喜(しょうき)委員長)は25日、期日前投票の利便性を高めるため、投票環境改善実施計画の見直し案を公表した。車による「移動系投票所」を県内で初試行し、商業施設を1カ所追加する。障害者や高齢者らのタクシー送迎にも、本県で初めて取り組む予定。2019年3月末までに決定し、同年夏の参院選から適用する。前回参院選から投票率3ポイント増を目指す。

 移動系投票所は車で市内各所を巡り、現段階では1カ所に1~2時間の開設を予定する。17年の投票所再編により、新投票所まで4キロ以上離れた地域や、市内の高校などを回ることを想定する。具体的な設置時間や場所は今後検討する。

 商業施設内の期日前投票所は、同市山目のイオン一関店を追加する。期間中の3日間で午前10時から午後9時まで開設する。

 送迎支援は、介護認定を受ける人や障害者手帳を持つ人らを対象にする。市内のタクシー業者が、事前登録した障害者らの自宅と期日前投票所間を送り迎えする。17年の市議会議員選と衆院選では投票日当日に送迎バスを運行したが、利用が少なかったため、こちらは路線数などを減らす。