三陸鉄道(中村一郎社長)は25日、盛岡市内で取締役会を開き、8064万円の当期損失となる2018年度決算見通しを報告した。19年3月23日のJR山田線宮古-釜石間の移管に向けた経費増などで損失は17年度実績から5007万円拡大。3年連続の単年度赤字を見込む。

 収入は17年度実績比3158万円減の3億2017万円。このうち柱の運賃収入は観光利用減少などにより、同748万円減の2億4909万円。支出は山田線移管に向けた人件費増などで、同1億380万円増の6億8773万円となる見通しだ。

 特別利益は同22億4900万円増の26億3241万円、特別損失は同21億6527万円増の23億4329万円で、ともに大幅増。山田線移管に伴う県からの交付金約19億円や自治体からの補助金などを見込み、新車両8両の購入費などに充てる。