盛岡市下田の生出(おいで)三自治会(津志田貞子会長)は23日、役員や民生委員らがサンタ帽子をかぶって地区内の1人暮らし高齢者宅に無料の手作り弁当を届け、一足早いクリスマスを演出した。15年以上続く高齢者の心と体の健康を守る取り組みで、住民同士の助け合いの仕組み作りにつなげる。

 地域の食生活改善推進員や住民有志ら約20人が弁当35食を準備。持ち寄った地元産野菜を使い、煮物や唐揚げなど栄養満点のまごころ弁当に仕上げた。

 同自治会は157世帯の半数近くが65歳以上の高齢世帯で、うち7世帯が1人暮らし。弁当配布は高齢者の食生活向上や交流のため自治会主体で始まった。市の助成を受け、自治会経費で行っている。

生出三自治会のまごころ弁当

 民生委員の高橋初代さん(71)は「世話になった先輩や自分たちの親世代のために少しでも力になりたい。それが生まれ育った地元への恩返しにもなると思う」と意義を語る。