熱い戦いに皆で興奮

 バルーンスティックを小気味よくたたく音、歓声と拍手-。2月に韓国・平昌(ピョンチャン)で開かれた冬季五輪のパブリックビューイング。八幡平市役所などで連日開かれ、みんなで盛り上がったのが懐かしい。

 地元からはノルディックスキーのジャンプ男子の小林潤志郎(雪印メグミルク)、陵侑(土屋ホーム)兄弟、複合の永井秀昭(岐阜日野自動車)の3選手が出場。時には深夜まで声援を送った。急きょジャンプの現地観戦ツアーが組まれるなど、熱烈な応援で後押しした。

 どの会場も性別、年代、職業、地域などを超えて住民が集まり、一緒に笑い、喜び、ため息を漏らした。幼少期の3人を見ている関係者も少なくなく、「じゅんしろー、頼むぞ」「いけー、りょうゆー」「いいぞ、秀ちゃん」の声援も地元ならでは。「まだあんなに小さかったのに」と目を細めて戦況を見つめる人もいた。

 一緒に応援する機会を与えてくれた3選手には感謝してもしきれない。そして3人のご家族や指導者、大会運営や施設管理に携わってきた人たちにも、改めて敬意を表したい。

 今も3選手は日の丸を背負って世界を転戦中だ。八幡平育ちのジャンパーたちの熱い戦いに、今季も大いに泣き笑いしたい。

(及川 慶修)