釜石市の製麺業川喜(川端実会長)グループは、同市野田町の「そば処(どころ) 川㐂(かわき)家」(川端学店長)で提供する新メニュー「特製ジンギスカン焼(やき)」を考案した。東日本大震災後に休業した食堂が復活して1周年。締めに自慢のそばも味わえる特別プランで、創業約70年の老舗の新たな名物にと期待を込める。

 「特製ジンギスカン焼」は南部鉄器の鉄鍋を使用し、山盛りのモヤシやキャベツなどの野菜の上にジンギスカンを載せる。直接焼かず蒸気で蒸すため肉が軟らかく、女性や高齢者にも食べやすい。肉汁が染み込むことで野菜も味わい深くなり、締めのそばまで楽しめる。たれも手作りした。

 ひっつみ鍋用に考案された鉄鍋を、県生めん協同組合から譲り受けたことが新メニュー開発のきっかけとなった。川端会長(71)が実際にバーベキューで使用し「肉と野菜を蒸したらおいしい」と実感。麺類の提供が中心の同店だが「新たな挑戦をしたい」とメニュー化に踏み切った。

 「特製ジンギスカン焼」は来年3月まで、おでんなどの料理やそば、90分飲み放題付きで1人3900円(税込み)で味わえる。7日前までの予約が必要で、4人から受け付ける。予約・問い合わせは川㐂家(0193・27・5811)へ。