奥州市胆沢の農事組合法人アグリ笹森(織田義信組合長、組合員27人)は、飼料用米の水田で有機農産物の日本農林規格(有機JAS)の認証を取得した。飼料用米の認証は全国2例目で、企業と連携して化粧品などの原料として活用する。全国的に需要が高いオーガニック商品の開発や販路拡大につなげる。

 認証を受けたのは同法人が管理する同市胆沢小山の水田56アール。有機JASは農薬や化学肥料を使わない水田などを認証する国の制度で、これまでに飼料用米の認証を受けたのは千葉県の食品加工会社だけだった。

 認証は今年生産した「つぶゆたか」3トンから適用になる。多くは鶏の餌として使用するが、一部を同市前沢本杉に工場を持つファーメンステーション(東京都、酒井里奈社長)に提供する。