【札幌市で運動部・村上俊介】今季のノルディックスキー・ワールドカップ(W杯)ジャンプ男子で、7戦中4勝を挙げている小林陵侑(土屋ホーム、盛岡中央高)は19日、札幌市内で岩手日報社の取材に応じた。好調の要因について「感覚的なものだが、助走時に体全体のポジション、重心を下げたこと」と分析。日本勢として初のW杯個人総合優勝も視野に入る22歳は「日本でもっと騒いでもらいたい」とジャンプ陣への熱い声援を呼び掛けた。

(20日朝刊紙面で詳報)

 個人ノーマルヒル(NH)7位、ラージヒル(LH)10位と日本勢最高の成績を収めた2月の平昌(ピョンチャン)冬季五輪を「頑張った方だと思う」と冷静に振り返った。「(五輪では)調子が良かったからトップ10入りしたが、それだけでは勝てない」と考え、6月ごろから助走の改善に着手した。

 「ジャンプの中で全体の8割以上を占める」という助走の改良はすぐに結果として表れた。8月に長野県で行われた国際大会・グランプリで2連勝。「完璧に感覚をつかんだ」まま本格的なシーズンに突入した。