年末恒例の盛岡文士劇(実行委会長・三浦宏岩手日報社相談役)は1日、盛岡市松尾町の盛岡劇場で2日間の公演の幕を開けた。24回目の今年も、地元の作家やアナウンサーらが華やかな舞台を繰り広げ、満場の約450人を沸かせた。

 現代物の「恋はバッババーン 落語『堪忍袋』より」は、そば屋を舞台にした人情劇。アナウンサーらが盛岡弁で演じ、絶妙なアドリブで笑わせた。

 時代物は、岩手日報で2016年7月から18年2月まで連載した「柳は萌(も)ゆる」。原作者の平谷美樹(よしき)さん、遠野市出身の芥川賞作家若竹千佐子さんも出演した。激動の幕末、信念を貫く盛岡藩の人々の生きざまが観客の涙を誘った。

 2日は昼夜2回公演で、チケットは完売している。舞台の模様はIBCテレビで、現代物は来年1月2日、時代物は翌3日に放送する。