県内各地で冷え込んだ1日、八幡平市の安比高原スキー場(畠山護支配人)は県内のスキー場に先駆けて今季の営業を始めた。県内外から約3千人が雪を求めて来場し、滑り出しは上々。一方、エルニーニョ現象で暖冬が予想される中、雪不足で開業の見通しが立たないスキー場もある。関係者は誘致に力を入れてきた訪日外国人客らが訪れるシーズン本番に向け、まとまった雪を待ち焦がれる。

 同スキー場は、前夜からの降雪や連日の人工降雪機稼働などで積雪約20センチを確保。白樺(しらかば)ゲレンデの一部約1キロをオープンし、リフト1本を運行した。午前8時半の開業直後からリフトに行列ができた。

 同スキー場によると、隣県のスキー場の雪不足やオープン記念のリフト無料開放などで、同日の来場者は例年の約1・5~2倍に増加。畠山支配人は「今月中旬から外国人客の来訪が本格化する。もう一降りしてもらい、安比らしいパウダースノーを楽しめる環境を早く整えたい」と願う。