釜石市浜町の東部地区浜町復興住宅(31戸)が完成し、19日に現地で竣工(しゅんこう)式を行った。同市内の災害公営住宅では最後の完成で、県、市整備分合わせて47団地全1316戸が全て完了した。

 建物は釜石港近くの津波浸水地を約7メートルかさ上げして建設。鉄筋コンクリート造り5階建て、延べ床面積約2370平方メートル。1LDK20戸、2LDK11戸と最上階に約60平方メートルの集会所を設けた。タカヤと山長建設が施工し、市が約9億5千万円で整備した。

 全戸から海が見え、2階以上には各階に約50平方メートルの展望デッキを整備。災害時の緊急避難場所にもなる。歩行者と車両の出入り口を分け、車両入り口東側に公園、西側に広場があり住民の交流に活用できる。現在、市内外の26世帯が入居予定。

 同市では2013年3月に同市上中島町の上中島地区1期が最初の復興公営住宅として完成。約6年かけて整備が完了した。